チャレンジ

グレンツェンピアノコンクール仙台予選

2015年8月初旬に日立システムズホール仙台にてグレンツェンピアノコンクール仙台予選が開かれました。大学生のHちゃんが参加しましたが、夢コン以外のコンクールとしては久しぶりの挑戦でした。もともと豊かな音楽性を持っているHちゃんですが、課題曲が大好きなグリーグでしたので回を重ねるごとにじっくりと音楽を深めていました。グレンツェンの課題曲は決して難しくはないのですが、その分内容をじっくり深められるので私は好きなコンクールの一つです。

結果、金賞(銀賞・銅賞無し)をいただいたそうです。審査員長の弘中孝氏が講評の中で「あちこちで審査をしてきて、大学生部門の課題曲をまともに弾いている人がほとんどいなくて大変残念に思っていた。しかし、今日大変素晴らしい演奏に出合えました。」と名指しで褒めて下さったそうです。一見簡単そうに見える曲でも、深めていくとどんな曲でも本当に奥の深さを感じるものです。Hちゃんは中学生の時も高校生の時も大学生になっても、年下の子が弾いている曲だとしても素敵な曲だと思うとすぐに自分も弾いてみたい!と意欲を示すお子さんでした。つまらない競争意識にまみれているピアノの世界にあっていつでも見据えているのは音楽そのものだったのでしょう。そんな彼女のひたむきに向き合ってきた姿勢が認めてもらえたようでとても嬉しい日となりました。